イムズ店が開店して1年目が過ぎました。
イムズからもっと広い場所でやってみないかとの打診。
そして、今の場所43坪の今までの3倍のスペースに移ることにしました。
野菜や果物、米や豆腐や乳製品、畜産加工品や冷凍食品など、取扱商品は
一気に10倍近くに増えました。売上も3倍から5倍。お客様も増えてにぎやかに
なって来ました。1日200人以上のお客様が6Fまでお買い物に来ていただき、
ナチュ村への来店者は年間7万人以上になってイムズビルからもとても喜んで
貰えるようになりました。
そして、2011年3月11日、あの東日本大震災・福島原発事故が起こりました。
原発事故の直後から、ナチュ村には、関東方面や北海道からのお客様が増え始めました。
原発避難者です。
毎日、毎日、大きなトランクやバッグを抱えた女性たちが、ナチュ村に安全な食品や生鮮品を
求めて来店されました。明らかに地元の人とは違うので尋ねると、東京や千葉や東北からの避難者。
やがて、ナチュ村の奥にあったイートインルームでの交流が始まりました。
ナチュ村では、放射能問題の勉強会を何度も開催し、情報の提供や交流の場づくりを行いました。
そして生まれたのが「ママは原発いりませんの会」でした。
VOL3に続く。